********************************************************************* * ServeRAID Manager * * README.TXT * * Version 4.00 * ********************************************************************* 目次 ____ 1.0 概要 2.0 インストールおよびセットアップ 3.0 トラブルシューティング・ヒント集 3.1 SCO UnixWare 3.2 IBM OS/2 3.3 Novell NetWare 3.4 Red Hat Linux 3.5 日本語版特有の問題 3.6 プラグインとして稼動するServeRAID マネージャー 4.0 Web サイトおよびサポート電話番号 5.0 商標および特記事項 6.0 Disclaimer 1.0 概要 _____________ ServeRAID マネージャー・プログラムは、Netfinity サーバーにインスト ールされたコントローラーを、ローカルにまたはリモートで、構成、管理、 および監視するために使用します。 以下のオペレーティング・システムで ServeRAID マネージャー・プログラ ムを使用できます: o Microsoft Windows NT, Windows 2000, Windows 98, および Windows 95 注: Windows 98 および Windows 95 では、リモート・システムの監視の み行うことが出来ます。 o IBM OS/2 Warp Server o Novell NetWare 5.x o SCO UnixWare 7.x o Red Hat Linux 6.1 最小システム要件: Intel 互換 200 MHz Processor 64 MB RAM 20 MB のハード・ディスク・スペース 2.0 インストールおよびセットアップ ___________________________________ o ServeRAID マネージャーをインストールするには、使用するオペレー ティング・システム用の README.TXT を参照してください。 o ServeRAID マネージャーは、ServeRAID のアクティビティーを記録す るログ・ファイルを自動的に生成します。ログ・ファイルは ServeRAID がインストールされているディレクトリに作られます。 * RaidEvt.LOG - ServeRAID マネージャーのイベント・ビューア に報告されたローカルおよびリモートのすべて のシステムの情報が記録されます。 * RaidEvtA.LOG - ServeRAID マネージャーのイベント・ビューア に報告されたローカル・システムの情報が記録 されます。 * RaidNot.LOG - 通知マネージャーのイベント・ビューアに報告 された情報が記録されます。 * RaidSec.LOG - セキュリティ・マネージャーのイベント・ビュ ーアに報告された情報が記録されます。 * RaidErr.LOG - ServeRAID マネージャーが生成した Java メッ セージが記録されます。 * RaidErrA.LOG - ServeRAID マネージャー・エージェントが生成 した Java メッセージが記録されます。 これらのファイルに書き込まれる情報は既存のファイルに追記され、イ ベントの履歴が保管されます。しかし、ファイルの大きさが 200,000 バイトを超えると、ファイルは拡張子 .OLD の新しいファイルにコピー され、元のファイル(ログ・ファイル)は削除されて新たに作り直されま す。.OLD ファイルが既に存在する場合、既存の .OLD ファイルは上書き されます。 o あるサーバーで構成された ServeRAID マネージャーの設定を他のサー バーに構成することが出来ます。メイン・ツリー、通知リスト、セキュ リティ・リスト、および SNMP トラップ・リストを複製するには以下を 行ってください: 1. 一つのサーバーに ServeRAID マネージャーをインストールして ください。 2. ServeRAID マネージャーを開始してください。'リモート・シス テムの追加' アクションを使用して、メイン・ツリーにサーバ ーを定義してください。 3. 通知マネージャーを開いてください。'システムの追加' アクシ ョンを使用して、通知リストを定義してください。 4. セキュリティ・マネージャーを開いてください。'ユーザーの追 加' アクションを使用して、セキュリティ・リストを定義して ください。 5. ServeRAID マネージャーを終了してください。 6. ServeRAID マネージャーがインストールされているディレクトリ から、以下のファイルをディスケットにコピーしてください。 RaidMSys.ser --> メイン・ツリーを複製 RaidNLst.ser --> 通知リストを複製 RaidSLst.ser --> セキュリティ・リストを複製 RaidSNMP.ser --> SNMP トラップ・リストを複製 7. 他のサーバーに ServeRAID マネージャーをインストールしてくだ さい。 8. 他のサーバーの ServeRAID マネージャーがインストールされてい るディレクトリに、ディスケットからファイルをコピーしてくだ さい。 o ServeRAID マネージャーは、筐体から返されるステータス情報をモニ ターすることができます。何らかの問題がある場合は、例えばファンの 状態、電源の状態および温度の状態などの情報が集められ、イベント・ ビューアに報告されます。 筐体をモニターするには、以下を実行して下さい: 1. 筐体のデバイス情報パネルの '製品またはモデル番号' フ ィールドに表示されている記述を書き留めて下さい。 2. ServeRAID マネージャーを終了して下さい。 3. テキスト・エディターで RaidDev.pps を開いてください。こ のファイルは ServeRAID マネージャーがインストールされて いるディレクトリにあります。 4. ファイルにステップ 1 で書き留めた記述を追加して下さい。 例えば、記述が 3520EX10 の場合、以下のように追加してく ださい: 3520EX10=true 5. ファイルを保存して閉じてください。 6. ServeRAID マネージャーを再始動してください。 3.0 トラブルシューティング・ヒント集 _____________________________________ 3.1 SCO UnixWare _________________ o オンライン・ヘルプの「前へ」ボタンが効かないことがあります。 オンライン・ヘルプの「前へ」ボタン使用時にまれにこの問題 が発生します。前のページに戻るために「前へ」ボタンを 2 回 押さなければならない場合もあります。 o SCO UnixWare 7.01 ではイベント・ビューア内の時刻が PST で 表示されます。 o リモート X プラットフォームのアプリケーションを表示するた めの DISPLAY 環境変数が使用されている場合、イメージ (.gif など) は表示されない場合があります。 o RaidEvt.log, RaidNot.log, RaidSec.log 等、各種ログファイルは 日本語を正しく保存することができません。 3.2 IBM OS/2 _____________ o ダブルクリックすると、ServeRAID マネージャーがフリーズし、 マウスの応答が効かなくなることがあります。 ServeRAID マネージャーをアンロックするには、Control と Esc を同時に押して OS/2 Window リストを開いてください。マウス または矢印キーを使用して、ウィンドウ・リストの中から ServeRAID マネージャー・ウィンドウの一つを選択し、Enter キ ーを押してください。 3.3 Novell NetWare ___________________ o ServeRAID エージェントがブートアップでの開始に失敗します。 "The ServeRAID agent failed to start."というメッセージが、 Netware サーバーのブート時に表示されます。 サーバーは ServeRAID エージェントをロードできません。これは通常 ServeRAID エージェントを起動する前に Java をロードするために起 こります。Autoexec.ncf ファイルの "LOAD RAIDAGNT -BOOT" という行 を Java が参照される前に移動してみてください。 o 非互換のバージョンの ServeRAID マネージャーの NLM のため、同時 に ServeRAID エージェントを一つだけしか稼動することができません。 スタンド・アローン・バージョンの ServeRAID エージェントが既に 稼動している場合、Netfinity Director Extension の ServeRAID サブ・エージェントは開始することはできません。逆も然りです。 3.4 Red Hat Linux __________________ o Linux システム上にインストールされた ServeRAID マネージャー に接続する際に問題が生じる場合は、TCP/IP ホスト・ファイルが 適切に構成されているか確かめてください。 1. /etc/hosts ファイルを開いてください。 注: 以下は例です: 127.0.0.1 localhost.localdomain localhost matrix 2. システムのホスト名が 127.0.0.1 と同一の行にある場合は、 新しいホスト行を作成する必要があります。 3. 127.0.0.1 の行からホスト名を削除してください。 注: 以下は例です: 127.0.0.1 localhost.localdomain localhost 4. 新しい行で、システムの IP アドレスを入力してください。 5. Tab キーを使用して 2 列目まで行き、完全なホスト名を入 力してください。 6. Tab キーを使用して 3 列目まで行き、システムのニックネ ームを入力してください。 注: 以下は完全な行の例ですe: 1.1.1.1 matrix.localdomain matrix 1.1.1.1 はサーバーの IP アドレスであり、matrix は サーバーのホスト名です。 7. 変更が有効となるように、サーバーを再起動してください。 3.5 日本語版特有の問題 _______________________ o ヘルプを開くとコンソールに java のエラー・メッセージが表示さ れますが、オペレーションには差し支えありません。 3.6 プラグインとして稼動する ServeRAID マネージャー ____________________________________________________ o 管理しようとするシステムが ServeRAID マネージャーのメイン・ ツリー上で '?' アイコンで表示される場合、そのシステムは ServeRAID コントローラーがインストールされていない可能性が あります。そのシステムの構成をチェックして、プラグインを再 始動してください。 4.0 Web サイトおよびサポート電話番号 _____________________________________ o IBM Support Web サイトから IBM ServeRAID およびクラスター製品の新し い更新されたファイルをダウンロードすることができます: http://www.ibm.com/pc/support/ o IBM ハードウェア製品をお求めになると、広範囲にわたるサポートを受け られます。IBM ハードウェア製品の保証期間中は、IBM Personal Computer HelpCenter (US では 1-800-772-2227) に電話して、IBM ハードウェア保証 条項下のサービスを受けてください。 5.0 商標および特記事項 ______________________ 次の用語は、米国およびその他の国における IBM Corporation の商標です: HelpCenter OS/2 Warp IBM PC Server Netfinity Predictive Failure Analysis Netfinity Manager ServeRAID OS/2 UNIX は、米国 および その他の国における登録商標であり、The Open Group により占有的にライセンス許諾されています。 Microsoft、Windows、Windows NT は Microsoft Corporation の商標または 登録商標です。 Java、Java 関連の商標およびロゴは、米国 および その他の国における Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です。 その他の 会社、製品 およびサービス名は、他社の商標 または サービス・ マークです。 6.0 Disclaimer _______________ THIS DOCUMENT IS PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND. IBM DISCLAIMS ALL WARRANTIES, WHETHER EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND MERCHANTABILITY WITH RESPECT TO THE INFORMATION IN THIS DOCUMENT. BY FURNISHING THIS DOCUMENT, IBM GRANTS NO LICENSES TO ANY PATENTS OR COPYRIGHTS. Note to U.S. Government Users -- Documentation related to restricted rights -- Use, duplication or disclosure is subject to restrictions set forth in GSA ADP Schedule Contract with IBM Corporation.